Withailand (ウィザイランド)

AIの世界に足をそっと踏み入れた

はてなブログで注釈が勝手に入って困っている人のために

画像生成AIのことについて、はてなブログで記事を書いた際、勝手に注釈が入ってしまって困ったことはございませんか?そんな人は私だけかもしれませんが、ひょっとしたら同じ経験をされて困っている方もいるかもしれません。

私は、その現象のせいで、このブログを書き続けることを一度諦めかけました。でも、やっぱりそんなことで挫けてはいられないので、それが起こる原因を探ってみました。そして、対策を思いつくことができました。

今回は、はてなブログで勝手に注釈ができてしまうときの対処方法をご紹介していきます。

注釈が入ってしまう原因

まずは、普通に記事を書いていただけなのに、勝手に注釈が入ってしまう原因についてご説明します。

結論から言うと二重丸括弧(にじゅうまるかっこ)が原因です。正確には半角の丸括弧を二重に重ねたものです。

画像生成AIでプロンプトを記述するとき、強く反映させたい語句を丸括弧で囲むと強調されるようになっておりますが、もっと強調させたいときに丸括弧を二重や三重に重ねて語句を囲む方法があります。その丸括弧を二重にして使ったプロンプトをはてなブログにそのまま転記すると、注釈になってしまうのです。

注釈ができてしまう例

注釈ができてしまう例を一つお見せします。

このページの目次の上に貼った画像は、PixAI.ArtというAI画像生成サービスで作ったのですが、その際に入力したプロンプトを、そのままはてなブログの記事を書く画面に転記すると、注釈ができてしまいます。

プロンプトは以下のような物を入力しました。

マーカーで線を引いた部分、high_qualityという言葉が二重丸括弧で括られていることにご注目ください。これによって実際にインターネット上に公開されるページでは以下のような感じで注釈ができてしまいます。

((high_quality))の部分が赤い*1マークになりました。そして、記事の最後に*1 high_qualityと書いてあります。つまり注釈になってしまったわけです。

このように画像生成AIのプロンプトとはてなブログはそんなに相性が良くないようなのです。

解決方法

私は、この注釈ができてしまう問題により、はてなブログで画像生成AIの記事を書くことに大きな壁を感じてしまい一度は諦めかけました。しかしながら、なんとか乗り切る方法を思いついたので、続けることができました。その方法は以下のようなものです。

方法①:半角から全角に変える

二重丸括弧が半角の場合にこの減少は発生します。それなので、はてなブログで記事を書く際は、半角ではなく全角の二重丸括弧を用いればこの問題を回避できます。画像生成AIサービスでプロンプトを書く際は、半角の二重丸括弧にして、はてなブログで書く際は、丸括弧の部分だけ全角に書き直せば大丈夫です。

((example))←これは全角の丸括弧を二重にして使った例です。ご覧の通り注釈に自動変換されずに済んでおります。

方法②:丸括弧を重ねることは避ける癖をつけておく

プロンプトの記述時にそもそも丸括弧を重ねないような書き方をする癖をつけておけば、いざはてなブログにプロンプトを転載することになったとしても、自動注釈化を恐れることはなくなります。実際に私もこの方法を意識してプロンプトを書くことにしております。

丸括弧一つだけでは強調具合が甘いときには、半角コロンと数字を用いて強度を変えます。

・(example:1.3)←このような書き方で強調の程度を調節します。数値を高くすれば強調具合が増加する仕組みになっております。

方法③:二重ではなく三重や四重にする

・(((example)))←三重に丸括弧を重ねた例

・((((example))))←四重に丸括弧を重ねた例

ご覧の通り、二重ではなく三重や四重まで重ねてしまえば、注釈に自動変換されてしまうことはありません。これは予めはてなブログにプロンプトを転載することを決めていた場合に有効な手段です。囲った語句が画像生成時に強調されすぎてしまうデメリットはあります。

まとめ

以上の3つの方法が、はてなブログで勝手に注釈ができてしまうときの対処方法でした。二重丸括弧を記事内で用いることは、一般的にはほとんど無いとは思いますが、私のように画像生成AIの記事を書く人が、使ったプロンプトの紹介をするときには、このような現象が起こり得ます。予めはてなブログに記事を書く予定がある方でしたら、方法②や方法③を意識して取り入れてみてください。それ以外の場合は、方法①で乗り切ってみてはいかがでしょうか。

更新履歴

  • 2024年4月18日:記事の概要を追加